著者もデザインも印刷製本会社も
「オール札幌」。
それが一番うれしいかも。
取材業30周年の記念に初めてのエッセイ集を作ってみようかなと思い立ち、
自分のお金で作るならとことん納得できるものをと、初めてのハードカバーに挑戦しました。
初版の表紙は思いきってオプションのアラベールホワイトと箔押しにしていますが、
重版したときは上質紙に戻し、マットPP加工(箔押しはなし)にしました。
予算の都合もありますが(笑)違った仕様にしたことで文字の刷り上がりの変化もわかり、いい勉強になりました。
見返しの紙は「表紙デザインで使っている青色と似たものがあれば」と石田製本さんにご相談したところ、
ぴったりのものを探してきてくださって、とても満足しています。
札幌在住の自分が作るZINEなのでデザインも地元の仕事仲間にお願いし、
印刷製本も地元企業である石田製本さんが手がけてくれて「オール札幌」の本が出来上がりました。
それが一番うれしいかも。
A5の横イチが作れると楽しそうです。
わがままの煮凝り、でしょうか。「我(わ)がまま」ってたまにいいですよね。
A5
32P
糸ミシン角背上製本
黄色
オンデマンド印刷
アラベールホワイト110kg
アラベールホワイト110kg
NTラシャ<濃あさぎ色>
表紙箔押し加工(ゴールド色)
A5
32P
糸ミシン角背上製本
黄色
オンデマンド印刷
上質110kg+PP加工
アラベールスノーホワイト90kg
NTラシャ<濃あさぎ色>
キャリアの節目に作ったエッセイ集とのことで初版完売後、重版分は仕様を変更し、同じ内容でもまた違った仕上がりに。
表紙の箔押しは型がすでに出来ているので「また使いたい」時はいつでも復活できます。
ライター。札幌でインタビューや書籍の編集を手がける。
取次会社コア・アソシエイツが運営するWEBサイト「北海道書店ナビ」の記事を長期連載中。
著書は『はじまりは、いつも楽しい デザイナー・彫刻家 五十嵐威暢のつくる日々』(柏櫓舎)
『“日本一貧乏な観光列車”が走るまで「ながまれ海峡号」の奇跡』(ぴあ出版)。
自費出版は2022年に『本のフルコース 選書はひとを映す鏡』を発行。
2023年はCRAFT ZINE『「読む」と「書く」 ライターのわたしがかたわらに置く11 冊』と
『たまたま苗字に「田」がつく人たちのオススメ本と解決したいコト たまたま』を発行。