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  • イラストレーション

わたしにとってZINEは仕事という意識より離れて、
好き勝手に作ることができる宝物みたいな存在です。

三角 みづ紀

Photo:Aasako Yoshikawa
Editor:Yuko Sato

作品のテーマやトライしたかったこと

日常をテーマに平易な言葉で詩を書き、詩画集を作りました。
出版社を介さずに、自分の好きな画家や作家さんにお願いできるのが、
ZINEの良いところです。
且つ、ハードカバーのZINEは、書店に並ぶ本にも見劣りしません。

完成品を手に取った感想と本書の見どころ

しっかりとしていて、自費制作の本を作る際はまたお願いしたいと感じました。
スピン糸があるのもとても良いです。

「こんなオプションがあったらうれしい!」

本文の紙がもう少し厚手だったら良かったなと思いました。

あなたにとってZINEとはどんな
表現媒体ですか。

普段、商業出版の本を刊行しています。
わたしにとってZINEは「売れる・売れない」や「読者がどう思うか」などを考えず、
仕事という意識より離れて、好き勝手に作ることができる宝物みたいな存在です。

きみの日々のサウンドトラック

  • 規格

    150x150 Square

  • 頁数

    24P

  • 製本

    糸ミシン角背上製本

  • 糸色

  • 印刷

    オンデマンド印刷

  • 表紙

    アラベールホワイト130kg+PP加工

  • 本文

    上質90kg

  • 見返し

    上質90kg

POINT

三角さんのZINEは、ハードカバーの書籍でおなじみの紐しおり付き
(紐しおりはフルオーダーのみ受付)。
中ミシンの糸色と合わせた優しい赤のしおりが、作品の完成度を一層高めています。

PROFILE 三角 みづ紀

詩人。1981年鹿児島生まれ。札幌在住。東京造形大学在学中に現代詩手帖賞、第1詩集で中原中也賞を受賞。第2詩集で南日本文学賞と歴程新鋭賞を受賞。執筆の他、
朗読活動も精力的に行い、多くの国際詩祭に招聘される。一カ月の間、欧州を旅して執筆した第5詩集『隣人のいない部屋』で萩原朔太郎賞を、当時史上最年少受賞。
代表詩篇は翻訳されアメリカ、メキシコ、フランス、韓国をはじめ他国でも紹介されている。

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