手帳を探求する
「日向ぼっこ」

ボッコなおはなし その3 手帳の始まり

2023.04.13

早くも4月中旬になりました。雪はとっくに無くなりましたが、まだ少々肌寒く、風が強かったりして春のポカポカ陽気というのは、まだなのかなぁと思います。暖かくなると家の近所の河川敷ではタンポポやらつくしやらが群生し、道沿いに植えられた桜(たぶん桜…)が咲き、晴れて満開の時の河川敷沿いの景色はなかなか壮観です。

 

どうも「K」です。

 

「booco会議」が始まり、早くも2024版の手帳商戦へ向けて動き出しましたが、ふと「手帳」の起源はどのようなものなのか…と思い少し調べてみました。

 

という事で今回は「手帳の始まり」…についてです。

 

一言に「手帳」と言っても、いろいろあり「booco」のような手帳の他に、「学生手帳」や「警察手帳」のように、記録するページと身分を証明するものが一緒になったものや、屋外でも調査、記録につかう「野帳」と呼ばれるものも手帳の一種でしょう。また、専門的な職業に役立つデータなどの付録が付いた手帳もあります。

boocoで作っている手帳「booco 20xx diary」はごくごく一般的な日々の予定を管理する手帳です。

 

 

『手帳のはじまり』

 

世界中を見てみると「手帳」の原型となったのは、1796年、イギリスのレッツ社というところが作ったものだと言われています。
これは、文具商を営んでいたレッツ社の創始者「ジョン・レッツ」さんが、顧客の要望で「商品在庫や帳簿などを記録するものはないか」という声に答えてつくったものだと言われています。

見開きで1週間分の記録ができる手帳で現在の多くの手帳の原型となりました。

 

 

『日本で初めて手帳を使った人』

 

日本で初めて手帳を使った人は、皆さんご存じの「福沢諭吉」さんです。ヨーロッパを訪れた際に旅の記録するためにパリの文具店で購入した「西航手帳」というものだそうです。日ごとに記録するつもりはなかったのか、この手帳の本文は「無地」でした。タテ17cm・ヨコ7cmくらいの細長いこの手帳は、表紙が黒皮仕上げで三方の小口にはマーブル模様が入っていたそうです。オシャレですね。

 

 

『日本の手帳登場』

 

日本の民間で初めて手帳が登場したのは明治13年(1880)。当時の住友銀行が文寿堂という文具店に作らせた社名入りの手帳だそうです。文寿堂はその後、この手帳の受注生産を始めたそうです。

この手帳には企業が年末年始に配るものとして、社名の刻印や「年齢早見表」や様々な情報を載せて作られたようです。

本格的な「ビジネス手帳」として「時間」の目盛りが付いた手帳が誕生したのは、戦後の昭和24年(1949)の事でした。
日本能率協会の理事さんが法人会員への配布用に3000冊が配布用に作られたのが評判となり、昭和28年(1958)に市販されるようになりました。現在も「NOLTY」という名で販売されています。

 

 

『手帳市場に黒船』

 

昭和59年(1984)手帳市場の黒船と呼ばれた「システム手帳」が日本で販売されました。聞いたことありますか?もともと手帳を使わなかった「K」はもちろん名前しかしりませんが、当時話題になっていたのは覚えています。

 

ポケットに入るサイズからA4まで4種の大きさを揃え、手帳の内容を入れ替え可能な「リフィル」によって自分好みに変えられるこの手帳は大ヒットしました。リフィルは多種多様で、今でも定番の「方眼」や「アドレス帳」「TO DO LIST」、さらにはジッパー付きポケットやカードホルダーなどもあり、自分だけの手帳を作り上げる楽しさが大いに受けた要因なのでしょうね。

 

さて、中途半端に手帳を調べてみましたが、今回はここまでにします。

 

 

現在の手帳市場は多種多様、どんな工夫が大ヒットにつながるのかわかりませんが、

boocoの手帳が手帳市場でいつかビッグバンを起こす…事はあるでしょうか…。

突然ビッグバンとは言いませんが、少しづつ、そしていつの間にかみんなが知っている定番的な存在になれたらいいですね。(と「K」は思います)

 

ちなみに、最初に紹介した「レッツ社」は現在、イギリスでの手帳シェアは40%だそうです…すごいですね。

 

 

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第2回「booco会議」情報

先週4/6、第2回のbooco会議がありました。「K」は通常業務の為に不参加でしたが、
早くも第一回の時のデザイン案の進化型や最近、ネットショップにてちらほらお問い合わせを頂く、
商品の「ラッピング」について話したようです。ラッピングについてはすでに、弊社のオンラインショップ(Amazon以外)では購入時に選択可能となっていますので、後日詳細をお伝えしますね。

 

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ではまた!

執筆者:K

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