卒業・卒園アルバムを美しく保存するには
大切に使ってつなげる思い出
アルバムをはじめ、本は素材のほとんどが紙で作られています。ポイントを押さえることにより、卒業・卒園アルバムをより長く美しい状態を保つことが可能です。 そこで、本の劣化を防ぐために、保管時の注意点をご紹介いたします。
どうして本は劣化するのか
本が劣化する主な原因は、 「収納方法」「日焼け」「ホコリ」「気温や湿度による変化」の4つが考えられます。
この原因を避ければ本の劣化速度を抑え、長い年月美しく卒業・卒園アルバムの思い出を残すことができます。
収納方法 | 日焼け対策 |
ホコリ対策 | 気温・湿度 |
本は立てて保存してください
重ねて平積みすると、下に置かれた本に負荷が掛かり、場合によっては歪みやシワなどが発生します。
本棚などに収納し、棚に空きがある場合も斜めにせず、
まっすぐ立てるようにして保管してください。ブックエンドが有効的です。
日焼けを避ける保存
日焼けというと、直射日光のみを想像しがちですが、蛍光灯にも紙の変色の原因となる紫外線が含まれています。
日当たりの良い場所に保管しないといったことだけでなく、極力光を遮るような保存の仕方が望ましいところです。
ホコリ対策も重要です
ホコリがついてしまうと、ホコリが湿気を帯びることでシミやカビが発生しやすくなります。
さらには本を食べて傷めてしまう虫がつきやすくなります。こまめなお掃除や、お掃除をしやすい状態にしておくことも重要です。
気温・湿度対策
冬季間は気温が低く、空気も乾燥しています。また夏場は外気が高く、室内は冷房により室温が低めとなり温度差が大きくなります。
本はほぼすべての素材が紙で作られているため、気温・湿度の影響を受けやすいものとなります。気温・湿度に急激な変化があると、場合によっては表紙に反りが発生す
ることも考えられます。
本を単体で保存するよりも、ブックケースに入れて保存をすることにより本が広がることを防ぐため、万が一の反り対策としても有効です。
また、本棚からの出し入れの際や移動の際の擦れ防止、そして前述の紫外線対策・ホコリ対策においても、ブックケースは有効なアイテムです。
思い出のつまった卒園・卒業アルバムも、ぜひアルバムケースでより美しく保存ください。
まとめ
いかがだったでしょうか?どうしても劣化は避けられないものではありますが、
すこしの工夫や、ブックケースにいれることで、卒業・卒園アルバムを最大限美しく保管することができます。
ぜひ、過去のアルバムを広げて、みなさんで思い出を振り返りましょう!きっと、その時間自体が家族とのかけがえのない時間になるのではないでしょうか。
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