丁合(ちょうあい)
丁合(ちょうあい)は、複数の折丁(おりちょう)を並べて重ねる工程です。
ひとつの折丁は、多く折る場合でも32ページ程度なので、1冊の本を作るときは複数の折丁を並べて重ねることになります。丁合機という機械の台に、折丁の束がセットされ、1冊分ずつ横にスライドしていきながら正しい順番でひとつずつ折丁を重ねていきます。
ページが抜け落ちる「落丁」や、重複がある「増丁」を防ぐために、厚み検知器や画像検知器が設置されています。
ほとんどすべての本がこの工程を通ります。
ソフトカバーの並製本については、直結したラインで表紙づけから断裁仕上げまでが行われます。